先月はじめの新聞記事に「厚生労働省は、身寄りのない高齢者への支援を拡充する方針を固めた」と書かれていました☺
と言いますと、私たちが行う“高齢者等終身サポート事業”ですが、介護保険が適用されず、全額自己負担となるサービスのため、どうしても料金が割高となってしまいます。そのため、ニーズがあっても財産がなければ利用出来ないのがこの事業の難点でありますが、そもそもそのような公的サービスがないことに疑問を感じておりました。(時代の背景を考えると仕方ないと思いましたが)
そんな中、冒頭に触れましたが行政機関が動きはじめました。
現時点の情報はあくまで暫定ですが、民間サービスを受けれない低所得者向けの制度として検討されており、来年の通常国会で関連法改正を目指しているとのことです。
※運営は社会福祉協議会を想定(各市町村に設置されています)
社会福祉協議会が福祉サービスとして展開するサポート内容は、①日常生活支援 ②入院や施設入居の身元保証 ③死後事務(葬儀・納骨・遺品整理)を想定されており、低所得者向けのため、費用は低額もしくは無料で提供される模様です。
これまで、私たちへお問合わせ頂いた方の中でも、金銭面で利用を断念された方がいらっしゃいました。未だに思う事として、助けて欲しい方を見捨ててしまったような罪悪感がありましたが、何かしらでお力になりたいと思っていました。なので、この度福祉サービスとして誕生しそうなニュースを知り、心から嬉しく思います。以前断念された方々に情報提供したいと思います。
※本件は確定内容ではありませんが制度化されると見込んでおりますので、確定次第、再発信いたします
福祉サービスに負けないよう、サービスの質・顧客満足度を磨いていきたいと思います☺